2012年 明けましておめでとうございます

昨年は東北の地震と津波と原発事故と・・大変な事が起こりました。
これらが年が変わって過去の事と言うことは決してなく今なおリアルタイムで
続いてるのではありますが、この大きな天災と人災によって日本は、日本人は
何か変わったのでしょうか?

テレビや新聞など大きな報道メディアは何かと取りあげて「がんばろう日本」
などと意味不明な言葉ではやし立ててますが「eco」と同じでメディア屋さんの
流行語のように思えます。

いや、正直に告白しますと私自身は何ら変わりませんでした。僅かではありますが
寄付などしましたし、募金を呼びかけるのに参加した事もありましたが、何と
言っても3月11日に九州は揺れてません。きっと現地に行かなければ実感なんて
湧かないんだと思います。テレビで見るだけじゃ外国で起こった地震と何ら
変わらない気がします。そんなもんです。
寄付もボランティアも「何かしなければ」「自分に出来る事があるのなら」
「誰かの役に立ちたい」とかみんな言いますが結局実際は自分が気持ちいい
からやってるんじゃないかって思ってます。それでも助かる人がいるのは確か
なことでそれはそれで結構なんです。でもね、テレビ屋さんとか自分の食べる
ご飯はちゃんと自分で持ち込んでますか?まさか現地行くのに手ぶらで行ってない
ですよね?行くなら支援物資持ち込むくらいの事やってほしいですがどうです?
作業してる人に話を聞こうとするのやめましょうよ。邪魔ですよ。
こぞってカメラ持ち込んで「衝撃の映像」とか「涙の再開」とかそんなんばかり
探し回ってません?
「ありがとうさぎぃ~」とかってコマーシャル何度も繰り返し流しまくった
テレビ屋さんたちの馬鹿さ加減にも閉口します。
さんざん要らん物垂れ流して(自分たちが)飽きてきたら広告収入も必要だし
「私たちが通常の経済活動を行う事が支援に繋がります」とかもっともらしい事
言い始めて普通の番組に切り替えつつ今度は政府や電力会社を叩き初めて・・

何と言いますか、日本の(自称)報道機関の浅ましさを見せつけられた1年だった
なと思います・・

すっかり長くなったので新年に抱負は次回に(誰も見てないってTT